何でこんなに一日が長く感じるのか。
いやもう、本当に。
*花*
ああ・・・やっと放課後だ・・・。
なんて長い一日だったんだろう。
今日はもう、とっとと家帰って寝よー・・・・・・
「あ、雄沢」
「ん?」
・・・って、ぅげ。砂時・・・・・・。
「俺こっちには来たばかりだから、よく分からないんだ。
だから、一緒に帰ろう?」
うわぁぁぁ。
マジで?マジでか?お前昨日校門前に居たじゃねーかぁ!!
疑問系なのに拒否権なさそうなんですけど!!
「あたりまえじゃん。」
心 読まれた!?
「・・・・・・うん、分かった、帰ろう・・・・・・。」
結局、こーなるわけね・・・・・・。
「で?まだ何か用があるのかよ」
「用という程ではありませんが、まぁ、あえて言えば監察対象なので。」
なんで猫被った言い方なんだよ。しかも監察って・・・字が。
「んなこと学校だけで良いじゃん。」
「そーゆーわけにもいかないんだよ。」
「・・・ふぅん。・・・・・・あ。」
アレは・・・。
また・・・か。
「?どーした?」
「ぃや・・・・・・視えるなあ・・・って。」
「・・・・・・ああ。お前の身体ってホントどうなってんのか知りたいんだけど。」
「オレだって知りてぇよ。」
「なぁ、ちょっと解剖してみない?」
「ぃやいやいやいや。無理だし、ちょっととは言わないからソレ。
そしてそのメスは何処から出した?お前がやるつもりか?」
「当たり前じゃん。ちなみにメスはポケットに武器として入ってた。
大丈夫、俺これでも理科は得意だから。・・・英語よりは。」
武器!?てかボソッっと言ってるの聞こえてるからァァ!!
「謹んで遠慮させて頂きます。」
「あっそ。・・・・・・チッ」
舌打ち出たぁ。
なんか黒いぞー砂時――・・・って、アレ?
「さっきの幽霊(仮)居なくなってら。」
「なんだ、つまんない。」
「オイオイ、つまんないって―――」
ドォンッッ ガッシャァァンッ!
・・・どぉん?がしゃん??
「っオイ、今のって・・・!」
「出たみたいだな。 ♪〜
呼ばれたみたいだから行くわ!じゃぁな!!」
「ってぇ?あ、おい!」
あー、行っちゃったよ。
出たってことは、またあの化け物だよなーー・・・・・・
「・・・帰るか。」
やることなんて無いだろうし。
今日オレは何も見なかったってことで、家帰って寝よう。うん、そうしよう。
ガシャンッ ガタっ ドカァッッ ドゴォォンッ
・・・・・・あれ?あれれれれれ?
何か、音が近づいてる気がするんですけど?
つーか前にもこんなことがあった 気 が ・・・
・・・あれ?音止ん・・だ?
何だか、ものすごーっく後ろを見ちゃいけない気がするんだけど――・・・
いや、ダメだ自分!現実を受け止めなければ!!
そうだ、きっと気のせいだったんだ!だから後ろには何にも無いはず!!!
いーちにーのさーーん
「うわぁ・・・。」
嫌な予感的中!!見なきゃ良かった!!!
あれ?オレ、これからど−すんの?
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久々の更新っすねー。
シリアスを書こうとしてもギャグになっちゃうよー。
もう笑っちゃえ。アハハハハ
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