最近色々ありすぎて忘れてた。


       オレの体質・・・・・・
























                              *花*























       「で、どーゆー事だ?」





       此処は屋上。今は昼休み。

       あの後女子が集まってきて聞けなかったので、

       飯を食いに行くとこを無理矢理連れ出して今に至る。

       『聞く』とはもちろん、





       「どーゆーって・・・なにがですか?

       「何でお前が此処に転校してきたのか、に決まってるだろ。」





       他に何があるっていうんだ。や、あるかもしれないけどさ。

       てか、敬語キモイ。猫かぶりめ。





       「何でって・・・・・・何とな「ふざけんな?」




       何となくで来られてたまるか。





       「・・・まー、上からの命令、だな。」




       前に言ってた『組織』とか言うやつか。





       「・・・命令って?」

       「『面白そうだからしばらく見てろ。』だとさ。」

       「(面白・・・・・・)・・・組織ってのは結局何なんだ?」


       「えー・・・・・・・・・・・・何だ?

       「オイコラ。」

       「まー、簡単に言えば花者に対抗する為の団体?」



       んなこと今までの話の流れで解ってんだよ!




       「ま、それ以外は企業秘密ってことで。」

       「・・・・・・・・・・・・。」




       何かコイツ、うぜぇ。

       昨日は急に変なこと言ってきたのに肝心なことは言わねえし。





       「まとにかく、そーゆー訳で暫く此処に通うから。ヨロシク。」

       「・・・・・・ヨロシクしたくない。」


       「そう連れないこと言わないで下さいよ、雄沢君。

       「誰だお前は。その話し方は止めろ。鳥肌がたつ。」


       いやもう、マジで。



       「・・・クラスではこの性格で通そうかと。」

       「勘弁してください。」



       「・・・ちっ」




       うわあ、舌打ちしやがったよ、コイツ。



       「・・・別に通うのは良いけど、オレに迷惑かけるなよ?」


       「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おう。」



       長っ!何この長い間は!!?




       「てか、此処に通っても別にすること無いんじゃ?」

       「んー、とりあえず仕事でお前を観察。あと暇つぶしとして周りをからかう。

       「やめてくれ。」

       「ちっ。ま、殆どは普通の生活だな。一応俺もコーコーセーだから。」

       「・・・・・・あ。

       「お前・・・忘れてただろ。」





       だって高校生って感じがしないし。(言い訳)

       普通に『仕事』とか言ってるから思えねえよ。

       そっかー。・・・・・・同い年だっけ・・・・・・。



       「俺も初めて会ったときは、まさか同学年だとは思わなかったけど。」

       「テメっ、人が気にしてることを―――!!!

       「童顔。」

       「・・・老け顔。

       「老け・・・!・・・良いんだよ、俺は。某テニス漫画の部長ほど老けてないから。

       「・・・オレだって、錬金術漫画のチビ主人公ほどじゃない!


       「アレは童顔じゃなくて唯のだ。」

       「うっ!」





       ま、負けた・・・。

       そうだね、なだけで童顔じゃないね。

       オレも身長高くないけど、あそこまでチビじゃないし。

       ・・・・・・てか、




       「漫画読むんだ。」

       「おう。」

       「・・・んなキッパリと言わキーンコーンカーンコ――ン♪


        ・・・・あ。


       「予鈴・・・。」





       飯―――!!

       オレ、の昼飯ぃー・・・

       ・・・砂時のせいで食い損ねた――・・・・・・ハァ。





       「じゃ、俺先に戻るから。」

       「・・・・・・おぅ。」











       なんだかなあ。


       また何か面倒事に巻き込まれそうな気がする。



       ・・・オレの体質からして、絶対・・・か?
















       「あ。」 「ん?」



       まだ何かあるのか?




       「これから此処に通う。だから一つ言っとく。」


       「・・・・・・何だよ?」



       まだ妙なことでもあるってのか?

       マジで面倒事は嫌だぞ、オレ。






       「俺、キレると大変なことになるらしいから。
        あ、らしいって言うのは俺がその時のことを、よく覚えてないからなんだけどさ。」



       ・・・・・・・・

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・え?




       「じゃ。」






       ・・・・・・・・・・・・・・ええええええ??


       ・・・・・・・オレは平和な日常を送りたいんだけどなあ・・・。やっぱ、無理?








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       久々の更新です。

       途中までは前から出来てたんですが、面倒で。(ぇ)

       次は砂時視点でも書いてみようかと。